消えない悩みの科学的消去法(メンタリストDaiGo) 反芻思考って何?反芻思考を止める方法は?
みなさんはクヨクヨと同じことをずっと考えてしまうことはありませんか?
この悩みが頭から離れずクヨクヨとずっと考えてしますことを「反芻思考(はんすうしこう)」と言います。
この記事では「反芻思考」の止め方ついて解説をしたいと思います。
ちなみにこの記事はメンタリストとして有名なDaiGoさんのYouTube動画「消えない悩みの科学的消去法」https://youtu.be/-tEzsLmFIMwの内容を文字に起こして解説したものになっています。
反芻思考とは
反芻思考とは自分の欠点や自分の抱えている悩みなどをずっとクヨクヨと考えてしまう思考のことをいいます。人間ですから誰しも悩みや問題はありますが、反芻思考の人は四六時中ずっとそのことを考え続けてしまいます。スマホで例えるならば、あるアプリがバックグラウンドで常に通信しているような状態です。
反芻思考が続いたらどうなる?
それでは反芻思考がずっと続いた場合どうなってしまうのでしょうか?これもスマホで例えてみましょう。スマホでアプリがバックグラウンドで常に通信していた場合、どうのようなことになるでしょうか
- バッテリーの減りが早くなる
- スマホの動作が遅くなる、最悪の場合フリーズしてしまう
反芻思考が続いた場合、人間の身にもこのスマホと同じことが起こります。
- バッテリーの減りが早くなる→体力の消耗が激しくなる
- スマホの動作が遅くなる→頭の回転が遅くなる
これは怖いですね
そして、同じことをずっと考えてしまうため、目の前の仕事に集中できなくなりまそうするとどうなるか?目の前の仕事でもミスをして新たな悩みを抱えることになります。
前から抱えていた悩みに加え、新たな悩みを抱えてしまう
そして更に思い悩むことになり、また仕事でミスをして更に多くの悩みを抱えてしまう……
まさに無限ループに陥ってしまうのです。
この反芻思考はうつ病の根本原因になるとも考えられています。反芻思考は容赦ない悪影響を及ぼします。
反芻思考を止める方法
反芻思考を止める方法、それは「自然の中を歩く」ことです。
自然というのは森の中でも良いですし、近くに森なんてないという場合は新宿御苑のような公園でも効果はあります。
これはスタンフォード大が行った調査によって科学的に証明されたということです。
スタンフォード大が発表した論文によると、自然の中を歩いた人の脳をスキャンしたところ悩む時に使われる前頭前野の活動が抑えられたそうです。
近くに自然はないし、また散歩をする時間もないという方は、部屋の中に観葉植物を置く だけでも癒し効果は得られるそうです。なおこの観葉植物なのですが、切り花ではなく土に植えられた鉢植えの方が良いということです。デスクに観葉植物を置くだけでも
- 15%以上、良いアイディアが思い浮かびやすくなる
- 疲労軽減
- 頭痛軽減
- 肌の乾燥が改善
などの効果が得られたとの研究結果もあります。
まとめ
- 反芻思考を止めるためには自然の中を歩く
- 近くに森がない場合は大きめの公園の中を歩いてもOK
- 観葉植物(ポトスなど)を部屋の中に置くだけでも効果がある
反芻思考はうつ病の根本原因だとも言われています。生活の中で自然に触れ合うことによって反芻思考を止めることが出来ます。意識して自然と触れ合い、自分の身体と心をリフレッシュしてあげて下さい。